先日脚部にニトリルゴム製のカバーをかけたのですが、リング部分を外した際に破れている個所を見つけました。リングのねじ部分の山と谷に挟まれた状態で強引にねじ込まれたため、耐えきれず破れてしまったようです。これでは水がロボット内に侵入してしまうかもしれません。改良が必要な状況です。
改良時に重要なポイントは、
- ねじ部にニトリルゴムを挟み込まないこと
です。そこでOリングに見立てたパーツを新たに作成し、それを巻き込むようにニトリルゴムを取り付けてからねじ込むように改良しました。
Oリングとカバーの取り付け方は、写真のようになります。このときカバー部分がねじ部分に巻き込まれないようにOリングの内側に巻き込みます。
そこに作成済みのブーツのリング部分をねじ込みます。
Oリングの説明にあるように、ねじ込まれたオス側のリングはOリングに巻かれたニトリルゴムによって押し戻され、緩みにくくなります。これで外部からの水の侵入を防げそうです。