単一パーツ内で異なる硬さを持つフィラメントを使用したい場合、最も簡単な方法は接着剤で接着することです。下図はロボットの関節部分をカバーするためのブッシュのようなパーツと実際に使用した接着剤です。

使用したのはセメダイン社の多用途3000という商品。今回はGPL(白い部分)とTPU(黒い部分)をつなげたかったので、この接着剤を選びました。セメダイン社のホームページにも説明がありますが、この接着剤を使う時のポイントはヤスリで接着面をざらざらにするということ。

こうすることで接着剤が固化する際に分子同士が複雑に絡まってより強固に接着を実現できます。また、これ以外にも

  • 接着面を確保すること(接着力は接着面積に比例します)
  • 接着時に接着面同士を強く押し付けること(接着剤が隅々まで広がります)
  • 接着面付近の部材の強度を確保すること(接着力が強力なので、応力集中が起きないように)

などが挙げられます。ヤスリをかける目安はレイヤ間の段差が消えるくらいです。

下の写真は接着後に軸方向に沿って圧縮した場合と、片側のみ圧縮した場合です。関節の動きに合わせてうまく動いてくれそうです。